絵本と木のおもちゃをお届けして42年になる横田やは、築150年の商家を祖父の代から受け継いで、帽子おじさんとテシさんが営んでいます。
そのたたずまいとお店の雰囲気が気に入って、あるお客様がこの絵を描いてくださいました。
「面白かった!と子どもたちが駆け出して行ったドアから、真ちゅうのウインドウチャイムの音色が響いています。その様子に目をやっているのは、お散歩中に店の前のベンチでひと休みのおじいさん。赤ちゃんを抱いたお母さんは、久しぶりの外出でしょうか。なんだかうれしそうに歩いてきました。」
物語がはじまりそうな一枚の絵は、街かどに建つ「横田や」のある日の情景です。